本日の記事はMathMLの検証を目的とします。
MathMLを使いたい動機として、TeXの後継となれる理系用の組版ソフトがほしいことがあげられます。TeXはとても完成度が高く、僕もレポート作成の際にお世話になっていますが、動画等の埋め込みなどのよりリッチなテキストの作成や、epubのようなリフロー型文章の作成にやや難があるように感じます。KindleなどのEink端末に持ち出しても読みやすい文書の作成や、読み上げへの対応、Unicodeへの標準対応などを考えたときに、作者がメジャーアップデートがないと明言しているTeXよりも、epubを基盤とした新たなソフトがほしいとおもい、とりあえずMathMLの使い勝手を検証することにしました。とりあえず、下に世界でもっとも美しい数式を書きしるしておきます。
HTMLをよく知らないのでセンタリングがうまくできていなかったり、文字が小さかったりしますが、一応は数式形態で表示することはできました。しかし、巷でも言われている通り、TeXコマンドに比べて記述量が膨大であるため、プレゼンテーションマークアップを使う限りは、TeXコマンドからのコンバーターを利用することが最適解なような気がします。しかし、読み上げも考慮するとMathMLの真価はコンテントマークアップであるような気がするので、こちらがスタンダードになる日が来ることを祈りつつ今日の学習を終了したいと思います。学者は読み上げに興味ないか
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